【登山】天人峡羽衣の滝と化雲岳登山口〜滝見台ぼっちツアー2022-10-07

登山・トレラン

基本情報

挑戦した日2022年10月7日
挑戦した自分のこと46歳 男性 170cm 71kg
体を動かすのが好きですが、スポーツ万能ってわけではないよ。体力は並ってところですかね。
天気晴れ
気温5℃
ナイキDri-FIT エアロビル フェザーライト
ベースレイヤーミレー ドライナミック メッシュ
ミドルレイヤーTシャツ
アウターレイヤーノースフェイス マウンテンレインテックスジャケット
ボトムス(タイツ)ワークマン Action Saveフルレギンス
ボトムス
ノースフェイス アルパインライトパンツ
ザックドイター 30リットル
ザックの中身・持ち物・カップラーメン
・モンベル アルパインサーモボトル0.5L
・SOTOレギュレーターストーブ ST-310
・CB缶
・サロモンハイドレーションボトル0.5L✖️2本
・ストック MSRダイナロックエクスプローラー
・熊スプレー
ヒグマの気配なし
活動時間 YAMAP参照https://yamap.com/activities/20056984
電波Y!モバイル4G3本
交通機関公共機関がないので、自動車かタクシーになります。
僕は自転車で行くこともあります。

駐車場

天人峡公共駐車場

YAMAP活動日記

天人峡羽衣の滝-2022-10-07 / たぐさんの初心者山修行さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

出発

2022年の旭岳初冠雪は10月5日でした。
それでこの日、僕は車で行ったんだけどその途中で見えた雪を被った旭岳がとても美しかったのでパシャっと一枚。

雪化粧した旭岳と忠別湖がまたいい風景です。

天人峡公共駐車場から出発です。
20台くらいは駐車できます。


そして、駐車場横には「天女の足湯」があり柱状節理の絶壁と流れる忠別川を見ながら浸かる足湯は、絶品です。
その上、無料です。

羽衣の滝 遊歩道 滝見台コース

観光の軽装でも行ける滝見台へご案内します。
駐車場から約600メートルほど歩き、約15分で見事な羽衣の滝を見ることができます。

かつては賑わっていた天人峡。
ところが2013年に大規模な土砂崩れが発生し遊歩道などの復旧の目処が立たず、やっと開通できたのが2018年6月。
遊歩道や滝見台が綺麗になったが、今度は観光地として栄えていた宿泊施設が閉館してしまいました。
今では「しきしま荘」の一件が営業中となります。

車では閉館した「天人閣」に侵入できない。

廃墟化してしまった「天人峡グランドホテル」と「天人閣」。
長い観光地の閉鎖で、客足が無くなってしまったので仕方ないのでしょうがとても寂しく正直、不気味でもあります。
ここの地名として「松山温泉」と呼ばる事もあります。
1897年、旅館経営をしていた「松山多米蔵」がアイヌの人たちの案内で、発見した為「松山温泉」と名付けられらそうです。

先ほどの車両通行止めの先に橋がありますので、橋を渡ります。
すると見えてくるのが「あまつ岩」。
「羽衣伝説」というお話があります。
天女が山賊に羽衣を奪われ、天に帰れなくなったところ東川の集落に住む心優しい若者が取り返したそうです。
このあまつ岩は、天女が天に帰った時の天に昇る様子を連想させる岩だそうです。

お次に現れるのが「涙岩」。
大絶壁の岩に涙のように滴る水は、迫力があります。
天女が羽衣をなくし、自分の国へ飛んで帰れなくなり困って泣いていた涙が今だにこの岩に流れているそうです。

写真の一番左側の突き出してる岩が「見返り岩」。
天女が羽衣を取り返してくれたお礼に、美しい羽衣の舞を踊り、やがて天女は勇敢な弓人に別れを告げ、空高く舞い上がり、この見返り岩を目印としてふりかえりふりかえり天の国に帰って行きました・・・・・。

日本遺産ストーリー9-2 ゲット
大雪山縦走を果たした大町桂月は、「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大きさを語れ」と残しています。
「大町桂月」さんは、全国の色々なところに名前をつけているらしく、羽衣の滝もその一つだそうです。

「千丈の懸崖雲上に連なり、
懸崖欠くる処飛泉を掛く、
相看てただ誦す謫仙の句、
疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと」

日本遺産ストーリー9-3 ゲット
大町桂月さんの記念碑を見過ごしてしまった!どこにあったのだろう。

整備された遊歩道を歩く。
土砂降りでなければ、街着でも大丈夫であろう。
流れる川の音を聞きながら、鳥の声も聞こえてとても気持ちの良い森林浴だ。

そのまま歩き続けると、ところどころに湯気が立ち上る。

アイシポップ川と忠別川が合流する地点はマイナスイオンがかなり発生しているであろう。
この奥には「敷島の滝」という迫力のある滝があるらしいが、今は通行止めになっている。
敷島の滝への遊歩道の復旧もお願いします。

やっぱり見頃は、紅葉時期かな〜。
めちゃくちゃ綺麗です。
ぼっちでも「おおー綺麗」と独り言を言っていしまうほど。
落差270mで日本大2位で、道内1位の巨大な滝。
7段に屈折しながら落下する水の流れの美しさが、天女の羽衣に例えられている。

さて、スタート地点近くの橋を渡る手前まで戻ります。
今日は、この看板にある軽登山コースの羽衣の滝、滝見台コースにご案内します。
軽登山と書いておりますが、序盤は結構急登で「三十三曲り」と呼ばれる通りジグザグに折り返し登っていく感じになります。
1時間半程度で着くと思いますが、熱中症対策やしっかりとした靴や熊鈴なども用意したほうがいいでしょう。
降りは急で滑りやすいので気をつけてください。

滝見台まで1,000mの標識あり。
もうこの時期でも、落ち葉の絨毯が敷き詰められています。

登山道には、倒木が道を塞いでいるところも何箇所かあります。
濡れていたりする場合は、木の上も滑りやすくなっていますので慎重に。

途中に木の間から見せる、羽衣の滝の絶景。

登山道を塞ぐ倒木。滑らないように、木を削ってくれています。ありがとうございます。

滝見台まであと500m。ここからは割と平坦になりますから休憩でしょうかね。
「三十三曲がり」をクリアしたならもう余裕です。

滝見台到着しました。奥に見えるのは「旭岳」。雪の帽子を被っています。
ロープウェイの「姿見の駅」も肉眼で確認できるほど、今日は天気が良い。

こちらは、羽衣の滝。先ほどは下から見上げたけれど、今度は見下ろす感じになります。
旭岳と羽衣の滝を眺められる贅沢な場所。
美味しい空気と、景色を堪能してください。
帰り道は、急勾配ですので気をつけて。

下山 近くの温泉「御やど しきしま荘」

お疲れ山でした〜。
少し寒かったでしょうか?
駐車場から見えていますが、日帰り温泉もやっている「しきしま荘」がすぐ近くにあります。
この日は、紅葉の見頃という事もあり混雑時期なので11:30〜15:00までの日帰り入浴時間となっていました。
天人峡に残った最後の温泉宿。日帰り温泉の時間は調べておいた方がいいですね。
「御やど しきしま荘」

終わりに

紅葉を見るなら、羽衣の滝 滝見台コースはおすすめです。

・遊歩道コースは開通期間があるので注意。2022年は7月1日から10月30日まででした。
・トイレは基本ありません。トイレ施設は車で10分ほどにある「大雪旭岳源水」取水場が一番近いかな?2022年は期間限定で8月1日〜10月31日だけ公共駐車場に仮設トイレが設置されています。
・軽登山コースを登るなら、靴や熊鈴などの装備をしっかり行い、飲みのものなど熱中症対策を十分にされた上で登ること。
・10月に入ると、旭岳が初冠雪になったり初雪が降ったりマイナスの気温になることもあります。
   寒さ対策をしっかり行う他、天人峡に辿り着くまでの車での移動は路面が凍結している可能性もありますので、路面状況を確認の上移動してください。
・天人閣など廃業したホテルがありますが、いたずらをされている人もいます。
   所有者もいますし、メンテナンスされていないので老朽化した建物の一部が崩落する可能性があります。絶対に近づかないようにしましよう。

では、気をつけて行ってらっしゃい♪

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